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【山P主演】インハンド9話あらすじ・感想※ネタバレ注意!!【要約】

インハンド9話
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インハンド9話あらすじ

サナダムシ

「いつもお前には世話になっているから」と、紐倉哲(山下智久)は、助手・高家春馬(濱田岳)に取れたての鮭の刺身を振る舞います。

「お前がこんなに優しいはずがない」と思った高家は「お前、寄生虫を感染させようとしているな?」と紐倉に問います。

サナダムシは悪影響を及ぼしもするが、少量なら問題がなく、

  • アレルギー
  • 内蔵疾患
  • 精神疾患
  • 肥満

の改善に役に立つ可能性があるため、紐倉は高家の体で実験をしようとしたのでした。

高家の母・良子

高家の母・良子(宮崎美子)が紐倉研究所を訪ねてきます。

良子の話で、高家の恩師・小泉陽子(市毛良枝)が台田総合病院に入院している事を知ります。

台田総合病院は、高家が以前勤めていて解雇された病院でした。

陽子の担当医

台田総合病院の医師・中村京子(安藤 聖)に話を聞き、陽子は下痢や嘔吐が続き、意識が不明瞭な状態が続いているものの、何の治療もされていない事を紐倉たちは知ります。

担当医は黒野院長(正名僕蔵)で、中村も黒野の治療に不信感を持っていました。

中村の話を聞いた紐倉と高家は、陽子を助けるため思わぬ事をするのでした。

フューチャージーンメディカルセンタープロジェクト

BSL(バイオセーフティーレベル/生物学的安全性のレベル)は、病原体の危険度によって4段階に分けられます。

  • レベル1:無害な病原体
  • レベル2:インフルエンザなど
  • レベル3:結核・HIV
  • レベル4:危険な病原体(天然痘ウイルス、エボラウイルス、マールブルグウイルス、クリミア・コンゴ出血熱ウイルスなど)
  • レベル4は危険な病原体を扱うため、地域住民との連携が重要になり、施設建設には膨大な年月がかかります。

    基本的には患者が発生した場合に限り、診断や治療に特化して稼働するという条件があり、自由に研究できない施設のため、フューチャージーンのCEO・福山は自由に研究できるBSL4の施設を作ろうと企てます。

    サイエンスメディカル対策室(SM対策室)の室長・網野肇(光石研)は、牧野巴(菜々緒)に、フューチャージーンと福山について徹底的に調べる事を指示します。

    福山と関係のある紐倉には秘密にし、牧野は調査をするのでした。

    忍び込む紐倉と高家

    清掃員に扮して、夜間の台田総合病院に忍び込む紐倉と高家。

    院長室に入り陽子のカルテを写真に撮ります。

    院長室から出て帰ろうとした時に、黒野院長と遭遇してしまいます。

    患者の診察を故意に放置していると黒野院長を批判しつつ、2人は逃げ出すのでした。

    高家の恩師・陽子

    陽子は医者だけでなく、国境なき医師団をしていました。

    陽子に救われた高家は将来、陽子に恩返しをしようとしますが、「恩返しなら私じゃない人にして。誰かのために生きなさい」と陽子に言われたことがきっかけで、高家は医者や国境なき医師団を目指し、実際に医者になったのでした。

    セリアック病

    良子が陽子の症状や、食べ物の好みの話をしていた事を思い出し、紐倉は陽子の病気に気が付きます

    陽子の病気はセリアック病でした。

    小麦などに含まれるグルテンという物質に、異常な免疫反応を示す自己免疫疾患で、陽子に現れた症状は

    • 食欲不振
    • 下痢
    • 体重減少

    などでした。これらはセリアック病の症状の1つでもあります。

    陽子はパン中心の生活をしていたため、グルテンを慢性的に接種していて、高齢者喘息病がきっかけで異常な免疫反応が起き、小腸が障害を受けてしまったのです。

    セリアック病は日本では極端に患者が少なく、診断することすら難しい病気ではあるものの、黒野院長はアレルギーの権威でセリアック病の論文まで出しているので、陽子の病気に気づいていたが、敢えて放置したのだと紐倉は考えました。

    陽子は、体調が良くなく、早く転院させて治療をしないと危険な状況でした。

    転院を認めない

    室長はフューチャージーンの調査に支障が無いようにするため、陽子の転院を認めません。

    室長がSM対策室に飛ばされたのは、厚生労働省の医政局長・瀬川幹夫(利重剛)のせいでした。

    以前のセクメト・ジャパン薬害事件で、室長は捜査協力をしていましたが、捜査情報は相手に全部筒抜けで隠蔽され、立件できず、捜査は打ちきりになりました。

    セクメトと瀬川が癒着していて、瀬川は自分の利益のために、国民の安全を考えず捜査を妨害していたのです。

    BSL4という危険な病原体を扱う施設に瀬川が関わっているため、下手に動いて調査が失敗する事の無いよう、陽子ではなく調査の方を優先させたのです。

    積極的転院

    高家が急変した患者を装い運ばれている間に、紐倉は中村医師の協力のもと、陽子を台田病院から運び出し、栄和記念病院へ転院させます

    栄和記念病院の医師・佐久間義彦は、高家の医大時代の同期で、陽子の転院を協力します。

    驚く牧野に、「誘拐ではなく積極的転院」だと紐倉は説明したのです。

    難治性セリアック病の疑い

    基本的にはセリアック病は、グルテンを除去した食事を与えたら症状は軽減されますが、寝たきりで食事を取っていなかった陽子が、回復していない事に疑問を持つ紐倉と高家。

    難治性セリアック病を疑い、フューチャージーン所属の研究者のセリアック病専門家を紹介してもらうため、福山に力を貸してほしいとお願いに行きます。

    しかし、「協力できない」と福山に断られてしまうのでした。

    アメリカこう虫

    福山の息子・新太(磯村勇斗)は、紐倉たちに協力します。

    「こんな時に入谷さんが生きていてくれたら…」という新太の言葉で、紐倉は閃き、入谷の論文を読みます。

    入谷はクローン病に苦しんでいて、実験的治療の為にアメリカこう虫を体内に入れていました。

    アメリカこう中は、宿主の痛みと炎症を軽減するため、カンナビノイドという大麻成分を放出させることがあり、自己免疫疾患に効果があると言われています。

    そして紐倉は、アメリカこう虫を陽子の体内に入れるのでした

    逮捕

    黒野院長は陽子を取り戻しに来ます。

    「あなたは陽子先生がセリアック病だと診断したはず」と高家は黒野院長に言います。

    証拠が無いと言う黒野院長に、「点滴からグルテンが検出された。本来グルテンは入っていない。誰かがわざわざ混入した。症状を悪化させるために」と、紐倉は黒野院長に言います。

    「患者の容態を故意に悪化させた。これは犯罪。今度こそあなたは医者として終わり」と高家は告げ、到着した警察に黒野は捕まったのです。

    治療の実態

    高家の実家の栃木県の相羽村は、BSL4の施設建設の予定地で、陽子は旧相羽小学校の共同地主の一人でした。

    瀬川はBSL4予定地だった事は伏せ、二束三文でその土地を買い、土地の値段をつり上げ、あとで売り抜こうとしていました。

    その事が分かった陽子は、地主たちに土地を売らないように言っていて、瀬川にとってはやっかいな存在となっていたのです。

    瀬川と話している時に、陽子は喘息の発作を起こし、セリアック病が急速に悪化してしまいます。

    陽子は自分に何かあったら土地を寄付する事にしていたため、瀬川は故意に悪化させて土地を奪おうとし、治療をせずに悪化させるよう黒野院長に指示していたのです。

    瀬川と金子

    瀬川の裏には厚生労働大臣・金子盛夫がいました。

    先手を打って、福山は「フューチャージーンが2025年までに栃木県の相羽村にBSL4の施設を作る」と会見をします。

    水面下で既に根回しを進めていたのです。

    相羽村村長・市原正幸(遠山俊也)は旧相羽小学校の土地売買契約書に印鑑を押してしまいます。

    福山に呼び出され、厚生労働省に行った紐倉は瀬川に会うのです。

    インハンド9話感想

    自分たちの利益の為に、邪魔な存在(陽子)だからと、人間の容態を悪化させて殺そうとするのは、人としてどうなのでしょうか。

    誘拐ではなく『積極的転院」と言う表現は秀逸でした。

    入谷は亡くなった後も、生前書いていた論文によって人を助けていて、研究者という存在は偉大だなと、あらためて感じました。

    今回(インハンド9話)のポイント

    • 紐倉は高家の体を使ってサナダムシの実験をしようとした。
    • 高家の母がやって来た事で、高家は以前自分が解雇された台田総合病院に恩師の陽子が入院している事を知った
    • 陽子への治療に不信感を感じた紐倉と高家は、夜の台田総合病院に忍び込み、院長室で陽子のカルテを写真に撮った
    • フューチャージーンの福山は、フューチャージーンメディカルセンター(BSL4の施設)の建設を企てていた
    • BSL4(バイオセーフティーレベル4)は危険な病原体を扱うため、地域住民との連携が必要
    • 厚生労働省の瀬川は地域住民にBSL4の施設を建設する事は伏せ、自分たちのお金儲けの為に土地売買の話を進める
    • BSL4の施設の件を知った地主の陽子は、土地を売る事を反対した
    • 陽子は自分に何かあった時は土地を寄付すると言っていたため、病気で倒れたことに付け込まれ、邪魔者を消そうとした瀬川によって台田総合病院へ入院させられてしまう
    • 紐倉と高家は、積極的転院だとして陽子を台田総合病院から連れ去り、高家の同期の病院・栄和記念病院へ転院させた
    • 陽子の病気は、難治性セリアック病の疑いがあった
    • 紐倉たちは高家の恩師のために、フューチャージーン所属のセリアック病の専門家を紹介して欲しいと紐倉の元上司・福山(フューチャージーンのCEO)にお願いするも断られる
    • 福山の息子・新太の発言がきっかけで、紐倉は入谷の論文を読み、アメリカこう虫を陽子の体の中に入れる事を思いつく
    • 黒野院長は瀬川の指示で陽子を取り戻しに来たが、患者の容態を故意に悪化させたとして逮捕される
    • 瀬川は、相羽村の土地売買で邪魔になった陽子を殺そうとして、容態を故意に悪化させるように黒野院長に指示をしていた
    • 相羽村で土地売買をするにあたり、瀬川の裏には更に大物の厚生労働大臣・金子盛夫がいた
    • 福山は先手を打ち、フューチャージーンが2025年までに栃木県の相羽村にBSL4の施設を作ると会見した

    次回(インハンド10話)の見どころ

    • 裏切り者は誰か?
    • 相羽村で謎の感染症発生
    • エボラウイルスの可能性

    今回は、高家の恩師のセリアック病がメインの話でした。

    次回は高家の故郷・相羽村が舞台の話です。

    相羽村で謎の感染症発生という事で、村に帰った高家の母親は大丈夫なのか気になります。

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