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【山P主演】インハンド5話あらすじ・感想※ネタバレ注意!!【要約】

インハンド5話
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インハンド5話あらすじ

海外のネット記事

海外のネット記事を高家春馬(濱田岳)に見せる牧野巴(菜々緒)。

そこには、『東南アジアの村が消えた。危険な実験をしていた日本人科学者Hとは?助手が謎の自殺!追い込んだのはHか?』との記載がありました。

高家は記事の内容を信じず、牧野は、もし白なら紐倉哲(山下智久)に内閣官房サイエンス・メディカル対策室のアドバイザーをお願いしたいと考え、紐倉の過去を調べるのでした。

幻肢痛

幻肢痛のせいで不眠症に悩まされていた紐倉。

幻肢痛とは、脳が錯覚して無いはずの右腕が痛む症状の事で、紐倉は度々この幻肢痛に悩まされてきました。

紐倉の場合、右腕にまつわる事がフラッシュバックする事で、強い幻肢痛を引き起こすPTSDになっていたのです。

このまま放っておくと一生苦しむことになると心配した高家は、治療を受けて欲しいと紐倉に言います。

しかし、当時の事を思い出すと酷い幻肢痛に襲われると言い断る紐倉でした。

追い出される高家

「僕があいつを自殺に追い込んだ。入谷(松下優也:5年前に亡くなった紐倉の元助手)は僕を恨んでいた」と言う紐倉。

当時の事を思い出し、幻肢痛で苦しみ出した紐倉は、「もう出て行ってくれ。お前が来てから痛みが酷くなっている」と高家に言うのでした。

そして、その言葉通りに高家は紐倉の元から出て行ってしまったのです。

CDC時代の元上司

紐倉のCDC(アメリカ疫病予防管理センター)時代の元上司・福山和成(時任三郎)は、フューチャージーンという会社のCEOを務めています。

牧野と高家は、過去の紐倉について聞くために福山の元を訪ね話を聞きます。

当初、福山は入谷をアメリカに連れていくのは反対でした。

入谷はクローン病という免疫系の異常で、消化管の至る所に炎症が起きてしまう難病だったからです。

しかし、結局入谷は紐倉に同行しCDCに入り、そして紐倉と共にフィリピンのマリアナ海の島で伝染病の研究をするのでした。

最初の犠牲者

研究の合間に、入谷は紐倉にもっと有名になって欲しいと論文を書くことを勧めます。

そして「いつか世界を救うのは哲。何故なら最高の助手がいるから」と紐倉に言うのでした。

2人が将来の事を語っていた矢先、マリアという7歳の女の子が、高熱で吐いたと運ばれてきます。

マリアは少し前に、木彫りのマリア像を作り紐倉と入谷にプレゼントしていました。

マリアはマリア像と共に、宝箱も大事そうに持っていました。

その中には、見慣れないワッペンも入っていました。

マリアはその時、入谷と結婚したいと笑顔で話していました。

そんな、2人が妹のように可愛がっていたマリアが、2人の元へ運ばれてきたのです。

そして、症状から紐倉は感染症を疑ったのでした。

エボラウイルス

エボラウイルスだと紐倉は判断し、福山はCDCに連絡します。

「マリアの様子を見てくる」と入谷はマリアの元へ向かいますが、「感染者の選別を最優先に行ってほしい」とアメリカ軍から拒否され、マリアの具合が確認できません。

「どうして何もしないのか?患者を見捨てるつもりなのか?」と福山に問う入谷に対し、「アメリカ軍からフィリピン政府に薬品と応援の要請は出しているから、今は待つしかない」と福山は答えるのでした。

「せめて重症患者だけでも送れないか?」と紐倉は福山に聞き、福山が軍の指揮官に聞くも、「そんなことより感染者の特定を急げ」と言われ、何の対策も取ってもらえません。

CDCに報告したのは昨日なのに、何故軍が大勢でフィリピンの孤島にこんなにも早く来ることができたのか?『全てが妙』だと考える紐倉。

それを聞き、米軍は初めからこの島でエボラが発症する事を知っていたのでは?と推測する入谷でした。

マリアの感染源

最初の感染者マリアの感染源を特定するため、紐倉と入谷はマリアの事をマリアの兄・マニーに聞きます。

マリアはいつもジャングルのハーポン川で遊んでいたという情報を得た2人は、ハーポン川へ向かいます。

そして、その川には墜落した米軍機の残骸が散らばっており、そこで2人は思いもよらないものを目にしたのでした。

エボラウイルス発生源

墜落した米軍機の残骸と共に、『E-virus』と書いてある蓋の開いたケースと『XMDP2』と書かれたウイルスの入っていた容器が、割れた状態で散乱していました。

米軍は、エボラウイルスを輸送していたのです。

新たな生物兵器として開発する予定だったのかもしれないと考える紐倉。

この米軍機が墜落した事により、エボラウイルスが放たれてしまったのです。

そして、米軍機の残骸と共に、遺留品のワッペンも落ちていました。

恐らくマリアは、墜落した米軍機から遺留品のワッペンを拾った時に、エボラウイルスに感染してしまったのです。

マリアの死

2人がエボラウイルス発生源を特定している間に、マリアは死んでしまいます。

そして、CDCから撤退の連絡が来ます。

「俺は帰らない。今帰ると、この島を見殺しにしたことになる」と言う入谷を紐倉は止めます。

「マリアの死を無駄にしないためにも、病原体を持って帰り治療薬を作りたい」と言う入谷。

それに対し、日本に帰りいつか研究室を作ると紐倉は言いますが、入谷は焦ります。

「中途半端な正義感で動くな」と言う紐倉に対し、「この島を見捨てる気か」と詰め寄る入谷。

紐倉は「感情の奴隷になるな」と入谷に言いますが、入谷は「感情がなきゃ人間じゃない」と紐倉に反論します。

「見つかったらただじゃ済まない」と紐倉は入谷を止めます。

入谷は「分かったよ」と諦めたような笑顔で言い、そのままどこかへ行ってしまいます。

そして翌日、紐倉と入谷はアメリカへ帰ったのです。

アリアの兄マニー

ある日、島の子供と紐倉と入谷が写っている写真と共に、軍の人間が複数の遺体に火炎放射器で火を放っている画像が添付され、紐倉の携帯に届きます。

同じ頃、アメリカ軍の指揮官が紐倉の元を訪れ、入谷は元気かと訊ねてきます。

「チームが別れたので分からない」と答える紐倉。

島のみんなの事を心配して訊ねる紐倉に対し、「更に数人の感染者が出たが、徐々に落ち着き、今は元に戻った」と言う指揮官。

そして、紐倉と握手をし、指揮官は帰っていきます。

紐倉は指揮官に入谷の事は分からないと答えていましたが、入谷の居場所は知っていました。

入谷の元へ行き写真の事を話す紐倉。

島から離れる前に、入谷は「島に何か異変があったら知らせてほしい」とマニーにお願いし、こっそりと携帯電話を渡していました。

そして、島で起こっている事を知らせるために、マニーは入谷と紐倉に写真を送り、その後連絡がつかなくなったのです。

新型のエボラウイルス

島で発生したエボラは、ただのエボラではなく、人工的に感染力も殺傷力も増幅させた新型のエボラウイルスでした。

紐倉の予想通り、軍によって開発された生物兵器だったのです。

証拠を隠滅するために島を全滅させたと考える入谷に対し、紐倉はある懸念を抱きます。

その懸念通り、入谷はエボラを持って帰っていました

そして、その事を軍が嗅ぎ付けていたのです。

「お前には関係ない。俺一人の責任だ」と言う入谷に対し、紐倉は「今すぐ研究を中止しろ」と言います。

2人が口論している間に、武装したアメリカ軍が2人に迫って来ていたのでした。

そして、衝撃の出来事が起こってしまうのです。

親友の死と義手の真実

武装したアメリカ軍がすぐ近くに迫っている事に気が付いた入谷は、屋上へ走って行きます。

入谷を追いかけ屋上の中央まで行った紐倉は、既に屋上はアメリカ軍に完全に包囲されている事に気が付きます。

抵抗したら打つ!」と叫ぶアメリカ軍の指揮官。

入谷は紐倉に対し、「お前には関係ない。お前のせいで俺の計画が台無しだ。お前と出会わなければこんなことにはならなかった。お前が憎い。」と英語で言い、入谷は飛び降ります。

入谷の腕を必死に紐倉は掴みます。入谷を引き上げようとした時に、軍人が紐倉の右腕を打ったのです。

そして入谷は落ちて亡くなってしまいます。

紐倉は親友と共に右腕を失ったのです。

入谷の遺留品

「何故君は紐倉の助手をしているのか?」と問う福山に対し、高家は「あいつは必要なやつ。あいつは世界を救う」と答え、入谷と同じ考えだと福山に伝えます。

すると、福山は入谷の遺留品を高家に渡したのです。

そして、高家はその遺留品を紐倉に渡しました。

その遺留品にはメモが書いてありました。

そのメモによると、エボラの生ワクチンの研究を急いでいた入谷は、誤ってエボラに感染していました

米軍に紐倉も共犯だと思われないように、誰にもその事を言わなかったのです。

飛び降りる前に紐倉を罵り、恨んでいると英語で言ったのは、共犯者だと思われないよう紐倉をかばっていたからでした。

入谷の遺留品のノートには、『紐倉哲の助手で良かった。哲ありがとう』の文字がありました。

それを見て、紐倉は、ずっと思い出せなかった入谷の最後の言葉を思い出します。

「新しい助手を見つけてくれ。あとは頼んだぞ。世界を救ってくれ」
そう最後に入谷は言ったのでした。

ずっと紐倉は入谷から恨まれていると思っていましたが、それは誤解でした。

そして、紐倉に対するCDC時代の黒い噂も全て誤解だったのです。

素直になれない紐倉

紐倉は、高家に話があると言います。

「僕が間違っていた。やはり一人では何もできない。君は優秀な助手であり大切な仲間だ。これからもよろしくな。」

そう言った紐倉は愛犬の頭を撫でます。

犬に言ったのかと高家は戸惑い、いつもの2人に戻ったのでした。

インハンド5話感想

義手になった真実が分かったものの、その真実はとても切ないものでした。

親友が亡くなったのは自分のせいだと自分を責め、入谷に恨まれていると思い続けてきた紐倉の誤解が解けたのは喜ばしいことです。

入谷・紐倉コンビも高家とは違いますが、良いコンビだったなと思える回でした。

今回(インハンド5話)のポイント

  • 牧野と高家は紐倉のCDC時代の元上司・福山の元へ、紐倉の過去について聞きに向かう
  • 東南アジアの島で、助手の入谷と共に紐倉は伝染病の研究をしていた
  • 7歳の少女マリアはエボラウイルスに感染し亡くなってしまう
  • エボラウイルスの発生源は、マリアが遊んでいた川
  • そこには米軍機が墜落した残骸があり、近くにはエボラウイルスが入っていた容器が落ちていた
  • アメリカ軍は生物兵器の為に新型のエボラウイルスを作成していた
  • そのウイルスを米軍機墜落により、ばら撒いてしまっていた
  • 島の人達を救うために、密かにエボラウイルスを持ち帰った入谷
  • 入谷もエボラに感染してしまう
  • ウイルスを持ち帰った事がアメリカ軍に嗅ぎ付けられる
  • 追い詰められた入谷は紐倉を庇うために、わざと紐倉を恨んでいると言い残し自殺する
  • 自殺しようとした入谷を助けようとして右手で入谷を掴んだ紐倉は、軍人に右腕を撃ち抜かれ右腕を失う
  • 右腕と共に入谷は落ちてしまい亡くなった

次回(インハンド6話)の見どころ

  • 日本陸上会のエースのドーピング疑惑
  • 変人VS変人
  • 疑惑は白か黒か
  • 変装する高家

今回は紐倉の義手の真実について知ることができました。

悲しく切ない内容でしたが、次回は、変人VS変人なので少し明るい内容になりそうです。

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