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インハンド最終回(インハンド11話)無料動画
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インハンド最終回(インハンド11話)あらすじ
血を吐く福山
紐倉哲(山下智久)と福山(時任三郎)は、棚橋弘樹(平岡祐太)の案内で福山新太(磯村勇斗)が研究に使っていた山小屋を訪れます。
中に入ると、新太の仲間の柏木亮(夕輝壽太)が亡くなっていました。
話をしていた時に、突然、福山が倒れ血を吐きます。
驚く弘樹に、福山はエボラではなく肺ガンだと告げるのでした。
致死率100%
紐倉は、モニターで東京の新型エボラ対策本部と中継を繋ぎます。
通常のエボラウイルスは接触感染しかしないが、新型エボラは飛沫感染すると紐倉は説明します。
新型エボラは、インフルエンザと同程度の感染力を持っており、致死率100%で感染者は発症後5日以内に亡くなってしまうのです。
セルフキット
感染の拡大を防ぐため、紐倉とサイエンスメディカル対策室(以下、SM対策室)でセルフキットを用意します。
発熱などの初期症状が出た者が申告するか、他人からの指摘を受けて配布され、中には食料と薬品が入っています。
キットを受け取ると、丸5日間外出が禁止され、他人との接触は許されず、無事5日間耐えたら感染の疑いが晴れます。
弘樹はセルフキットを受け取ることになります。
杉山美園(石橋杏奈)は、弘樹の家にセルフキットを持って行きます。
ドア越しに二人は会話をし、弘樹が美園に別れを告げ、美園は泣いてしまいます。
そして5日後、確認に行くと弘樹は亡くなっていたのです。
スパイ
御子柴隼人(藤森慎吾)は、牧野巴(菜々緒)に自分がスパイだと告げます。
御子柴は、厚生労働省の医政局長・瀬川幹夫(利重剛)に、「俺が上に行ったらお前も引き上げる」と言われ、厚労に情報を流していました。
しかし、将来どっちに転んでもいいようにと、瀬川と厚生労働大臣・金子盛夫(内場勝則)に呼ばれた時、会話を全て録音していました。
「これで、二人の不正を立証できると思います」と御子柴は室長の網野肇(光石研)に言います。
そして、瀬川と金子は、受託収賄の疑いで逮捕されたのです。
福山の死
「俺が原因であることに変わりはない」と紐倉に言い、福山は一人で罪を被ると決めます。
福山は、新太に会う事があったら、「もっとお前を知ろうとすれば良かった。科学者である前に、一人の人間として向き合えば良かった」と伝えて欲しいと紐倉に言います。
そして、福山は新型エボラウイルスを漏洩させた容疑者として罪を背負い、亡くなりました。
紐倉は福山との会話を参考に、抗ウイルス剤ではなく生ワクチンの開発に取り掛かるのでした。
生ワクチン
エボラウイルスの病原性を弱め、弱毒化したウイルスを人体に投与できるようにしたものを生ワクチンと言い、接種すれば体の免疫機能が活性化し、新型エボラに感染しても平気な体になります。
高家春馬(濱田岳)は牧野に、はしかや風疹の予防接種と同じだと説明します。
新型エボラが漏れた原因
紐倉と高家は、村に残り実験を続けていた新太を発見します。
何故ウイルスが外に漏れたのかを聞いた紐倉に、抗ウイルス剤の開発が行き詰まり、焦った柏木が村自体を実験場にしようとし、勝手に新型エボラウイルスを感染させた猿を森に放ってしまったのだと新太は説明します。
「新型エボラが流行ったら、何十万の人が死ぬ。村の犠牲で将来数十万、数百万の人間の命が助かるかもしれない。僕たちの行動は科学者として間違っていない」と言う新太に、高家が怒ります。
高家は新太に掴みかかり、「だまってろ!お前に人間を語る資格なんかない。お前は、この村で亡くなった230人の人生を何一つ知らない」と言います。
新太は紐倉に理解を求めますが、「目の前の命を犠牲にする奴に未来は救えない」と紐倉は言うのでした。
そして、紐倉は福山の伝言を新太に言います。その後、新太は逮捕されるのでした。
新たな命の誕生
美園は弘樹との子を妊娠しており、陣痛が始まります。
村と外部の病院とを中継に繋ぎ、モニター越しに専門医から指示を貰い、高家が赤ちゃんを取り出すことになります。
紐倉は助手として高家を手伝いました。
そして、美園は無事赤ちゃんを出産することができたのです。
「お前にしてはよくやった」という紐倉の言葉に、高家は安堵し泣くのでした。
倒れた高家
紐倉が館内放送で「1分以内に来い」と高家を呼びます。
その時、高家は外の花壇の花に水をあげていました。
しばらくして高家から電話が来た紐倉は、高家が新型エボラに感染したことを知ります。
放送呼び出しウキウキ紐倉博士から一転して表情変わるのが…ああああああああ…
不整脈起こしそうな展開は身体に悪い!!!#インハンド #山下智久 pic.twitter.com/LeKLFbULSB— 咲海 (@saku_mi9999) 2019年6月21日
しかし、まだ生ワクチンは完成していませんでした。
紐倉は必死で何とかしようとしますが、時間が刻々と過ぎて行き、高家の感染から4日が経ってしまいます。
高家は、防護服を着て高家の世話をする母・良子(宮崎美子)に、「母さん、死にたくない。母さん、ごめんね」と言い涙を流します。
そして、5日目になってしまうのでした。
高家との別れとタイムカプセル
忙しいと言い高家と会っていない紐倉に、牧野は「現実から逃げないで。あなたが今すべきことは研究じゃない。ちゃんとお別れを言うこと。あなたの助手でしょ」と言います。
紐倉は高家に会いに行き、ワクチンが間に合わなかったことを謝ります。
「お前の助手で楽しかった。タイムカプセルに手紙書いたんだ。『高家春馬は今の倍の給料で紐倉哲の助手をしているだろう』って」と高家は言います。
高家は、美園たちと20年前のタイムカプセルを開けた時に、紐倉の提案により20年後の自分へ向けた手紙をタイムカプセルに入れていたのです。
願いが叶わなかったと言う高家に、「僕はいつのまにか、人間のことが好きになった。虫と同じくらい。それは、お前のせいだ。お前が僕を変えた。僕はもっと人間の事が知りたい。お前に聞きたいことがたくさんある。だから、これからもずっと僕のそばにいてくれ」と紐倉は言います。
しかし、伸ばした高家の手は力なく下に落ちてしまいます。
それを見た牧野は泣き出して外へ飛び出してしまいます。
紐倉も20年後の手紙を書いていました。『20年後の紐倉哲は、相変わらず天才的な研究を続けている。優秀な助手と共に』と書いた手紙を紐倉は握りつぶし投げました。
そして、高家の手を握った紐倉は、牧野を呼ぶのでした。
ウイルスの弱毒化
高家に脈がある事に気が付いた紐倉は、「牧野。まだ終わっていない。高家のウイルスは弱毒化している」と牧野に言います。
「僕は今まで感染した人のデータを洗いざらい照合してきたが、あいつのものは他の感染者と違っていた」と紐倉は言います。
高家のウイルスは、弱毒化に成功した入谷のウイルスと酷似していたのです。
感染5日目を越えようとしていて、高家のウイルスは弱毒化ウイルスで間違いないと確信した紐倉は、良子に「高家は助かるよ」と伝えるのでした。
弱毒化だけではなく、元々エボラを押さえ込む何かが高家の体内にあった事と、高家の住んでいた地域には感染者が少ない事に何か糸口があると紐倉は考えます。
すると、良子は、「うちの周りはみんな昔からのやり方で野菜を作っていた」と言い、紐倉は衛生仮説に気が付いたのです。
生ワクチンの試作
相羽村の畑には、アメリカこう虫、ヒト蛔虫、ヒト鞭虫という寄生虫がいました。
相羽村は昔から、人糞堆肥を使った無農薬有機野菜を作っていて、ずっとそれを食べていた高家の体内には、いろんな種類の寄生虫が存在していたのです。
「たまたま弱毒化したニューボちゃん(紐倉が名付けた新型エボラウイルス)に、高家の体内の寄生虫たちが上手く作用したんだ」と紐倉は牧野と良子に説明します。
そして、紐倉は生ワクチンの試作に取り掛かったのです。
相羽村の封鎖解除
紐倉が新型エボラに一定の効果のある寄生虫を特定し、治療法が確立しつつありました。
そして、その後相羽村の封鎖は解除になります。
高家が、「やっぱりお前は天才だよ」と紐倉に言うと、紐倉は、「自然の力は、時に人智を越えている。今回君を助けたのは僕じゃない。小さな虫たちだ。だからこれから一生虫を敬って生きろ」と言うのでした。
それぞれの道を歩む3人
牧野は、外務省に返り咲き、外交官の道を歩みだします。
高家は、念願だった国境なき医師団に参加することになり、アジアの小さな村へ派遣される事になります。
そして、念願のパスポートを手に入れた紐倉は、寄生虫の研究に没頭していました。
そしてある日、紐倉は高家に会いに行きます。
「ちょうど良かった。助手を探してるんだ。君も手伝え」と言い、貝の寄生虫を調べるために高家を連れ出すのでした。
朝起きてまた11話見てましたw
昨日とは違う所で号泣した😭
あんなにチグハグだった3人がどんどんチームワーク高めていくのは見てて気持ち良かった!
親友になったんだなぁって✨
ラストのOPを入れる演出最高でした!!#インハンド#山下智久
山下智久 CHANGE pic.twitter.com/wz4pwbmeLB— 咲海 (@saku_mi9999) 2019年6月22日
インハンド最終回(インハンド11話)感想
セルフキットは、感染拡大を防ぐことができ良い物だとは思うのですが、セルフキットを受け取ると5日間外出が禁止され、もし新型エボラに感染していた場合は誰にも会えず誰にも看取られる事無く亡くなるので、とても辛いものだなと思いました。
弘樹がセルフキットを受け取る事になり、美園はセルフキットを渡す時にドア越しの弘樹の声しか聞けず、そばにいる事もできず、5日後には弘樹は亡くなっていたのが、切なかったです。
金子と瀬川は自分たちの利益しか考えず最低だったので、逮捕されてスッキリしました。
高家は亡くなったのかと思い悲しくなりましたが、ウイルスが弱毒化していて高家は助かる事ができて良かったです。
また将来再会し、20年後の手紙の内容が、紐倉と高家のお互い叶ったらいいなと思いました。
最終回(インハンド11話)のポイント
- 弘樹の案内で紐倉と福山は新太のいる山小屋へ行き、中へ入ると新太の仲間の柏木が亡くなっていた
- 福山は血を吐いたものの、新型エボラに感染したのではなく、肺ガンだった
- 新型エボラは致死率100%で、発症すると5日以内に亡くなる
- 紐倉とSM対策室は、新型エボラの感染拡大を防ぐためにセルフキットを用意した
- セルフキットは自己申告か、他人からの指摘により配布され、受け取ると5日間外出禁止になる
- セルフキットを受け取った弘樹は5日後には亡くなった
- 御子柴はスパイで、厚労省にSM対策室の情報を流していた
- 同時に厚労省の不正の情報も手に入れており、金子と瀬川は受託収賄の疑いで逮捕された
- 福山は全て自分の責任だとし、罪を背負ったまま亡くなった
- 福山の助言もあり、紐倉は抗ウイルス剤ではなく、生ワクチンの開発に取り掛かった
- 新型エボラウイルスが外へ漏れたのは、新型エボラに感染させた猿を森へ放った事が原因
- 高家は新型エボラに感染してしまう
- 高家は亡くなったと思われたが、実際には高家の体内でウイルスが弱毒化しており、体内にいた寄生虫のおかげもあり高家は助かった
- 紐倉は高家から取り出したウイルスを元に生ワクチンの試作に入り、完成のめども立った
- 牧野は、外務省に返り咲き、外交官の道を歩み出した。
- 高家は国境なき医師団に入った
- パスポートを手に入れた紐倉は、寄生虫の研究に励むことになる
今回(最終回)は、新型エボラウイルスの話の続きで、紐倉が虫たちの力も借り、生ワクチンを作成し村を救いました。
紐倉、高家、牧野の3人とも違う道に進みましたが、またいつか再会した3人の面白いやり取りが見たいですね。