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【月9】ラジエーションハウス2話あらすじ・感想※ネタバレ注意【ラジハ】

ラジエーションハウス2話
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ラジハ(ラジエーションハウス) 2話あらすじ

以下ネタバレになりますので、まだ見ていない方は、先に本編をご覧ください。
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放射線技師を貫く唯織


五十嵐唯織(窪田正孝)は、甘春総合病院の大森院長(和久井映見)から放射線技師ではなく放射線科医として働かないかと聞かれます。

「医師免許があれば全ての医療行為が可能になる」と、放射線科医を勧められますが唯織は断ります。

技師の撮る良質な画像なしには正確な診断をすることはできず、放射線技師と放射線科医がタッグを組めば最高の診断ができると主張し、唯織の気持ちは揺らぎません。


そんな唯織に、大森院長は医者だという事を他の人にバレないようにと釘を刺し、「あの約束忘れないでね」との意味深な言葉を伝えるのです。

成長痛

足の痛みを訴えてやってきた少年・健太郎(石田星空)の、足のレントゲン写真を見た甘春杏(本田翼)と辻村駿太郎(鈴木伸之)は、成長痛という診断をします。

しかし、健太郎の膝の痛みは成長痛のものでは無かったのです。

MRIに携帯を持ち込もうとする女性

広瀬裕乃(広瀬アリス)は、MRI検査に携帯電話を持ち込もうとする女性患者・富恵(宮田早苗)を必死で止めようとします。

富恵は「閉所恐怖症だからペロちゃん(愛犬)がいないと検査できない」と愛犬の写った携帯電話を手放そうとしません。

そこへ、威能圭(丸山智己)が「私と一緒に入りましょう。ずっとそばにいますから」と言い、さりげなく携帯電話を裕乃へ渡すと、富恵の手を握ってMRI検査室へと案内するのでした。

唯織と杏を繋ぐ犬が逃げ出した

裕乃と富恵のやり取りを見ていた唯織は、偶然富恵の愛犬の写真を目にします。
すると、唯織は杏との思い出の中に犬と遊んでいた事があった事を思い出します。

犬の事を杏が思い出したら自分(唯織)の事も思い出してくれるのではないか?
そう思った唯織は、富恵が外に繋いでいたペロちゃんの元へ行き、ペロちゃんを見ながら思い出の犬の名前を思い出そうとします。

その時、ペロちゃんを繋いでいたリードが外れ逃げ出してしまうのです。

空回りする唯織

MRI撮影が終わり、病院を出た富恵は繋いでいたはずのペロちゃんがいない事に気づき叫びだします。

杏も駆け付けた時に、唯織がペロちゃんを見つけて富恵の元へ駆けつけます。

唯織は、ペロちゃんを杏に見せて思い出の犬のことを思い出してもらおうとしますが、犬は嫌いだと杏に言われます。

唯織がペロちゃんを抱っこしていることで、唯織が勝手に連れて行ったと勘違いした富恵に、唯織は顔面を殴られてしまうのでした。

唯織にとって不運な事に、富恵は鏑木安富(浅野和之)が研究費を支援してもらっている、金田製薬の会長夫人だったのです。

美佐子の病気


病院から健太郎と帰ろうとしていたシングルマザーの母・美佐子(中越典子)は、突然腹痛で倒れてしまいます。

すぐに病院に運び込まれ画像診断をしている時に、小野寺(遠藤憲一)は美佐子の名字が違うものの、副腎皮質がんで以前この病院に来ていた小山美佐子に似ていると言い出すのです。

最初は仕事が忙しく人違いだと言っていた美佐子ですが、本人だと認めました。

ガン再発の疑いもあるため、唯織は美佐子にCT検査をすることをお願いし、杏も美佐子を説得します。

美佐子に承諾してもらい画像を確認すると、結果はガンの再発ではなく炎症が原因での腹痛だったということが分かり、一同は安堵します。

しかし喜びも束の間、予想もしていなかった事実に美佐子は直面することになるのです。

リ・フラウメニ症候群

美佐子も、美佐子の親も妹もガンということに引っかかった唯織は、健太郎の膝の画像を『シャウカステン(レントゲンフィルムやMRIフィルムを張り付けて後ろから光をあてて画像診断をするための機器)』を使って念入りに確認し、リ・フラウメニ症候群の可能性を疑います。

リ・フラウメニ症候群は、様々な臓器で骨腫瘍・乳がん・白血病・脳腫瘍などの悪性腫瘍を多発する、リスクの高い珍しい遺伝性の疾患です。

脳ドックの患者(金田製薬の会長)を30分待たせて、「健太郎の膝のMRI検査をしたい」と申し出る唯織に反対する部長の鏑木(浅野和之)。

小野寺は「1人の少年と母親の未来がかかっている」と、自分が責任を取るから許可して欲しいと鏑木と杏に申し出て、杏は病気の可能性を否定できないと検査を許可したのです。


検査の結果、唯織が疑っていた通りに、健太郎はリ・フラウメニ症候群の家系で、骨肉腫(50万人に1人がなるという珍しい骨のガン)だったのです。

少しだけ父を見直した息子

母親に頼まれ離婚届を小野寺に渡しに来た息子。

父の机の上に置いて帰ろうとするも、黒羽たまき(山口紗弥加)から父親に直接渡しなさいと返されます。

再度父の机にこっそり置いて行こうとした彼は、技師たちが戻ってきたので身を隠します。

その間に小野寺が美佐子親子を助けようとしている姿を見て、小野寺の事を見直したのです。

杏の兄は20年前に亡くなっていた

杏の兄は、杏が子どもの頃に可愛がっていた犬が工事現場に入ってしまい、犬を助けようとして事故に巻き込まれ亡くなってしまいます。

その事がきっかけで、杏は犬が嫌いになり、過去の事も一切話さなくなったのです。

それを知った唯織は、自分の事を思い出してもらおうと、犬を杏に見せたことを後悔しました。

杏が食事に誘われるのを目撃

自分の事を思い出さなくても、忘れられたままでもいいから、「僕がやるべきことは彼女の医者としての信念を技師として支える事だ」と、心に誓った唯織。

そんな唯織の目の前で、辻村が杏を食事に誘います。

杏が承諾したことから唯織はショックで固まってしまうのでした。

ラジハ(ラジエーションハウス) 2話感想

医師が成長痛だと診断したものが、本当は骨肉腫だったというのは非常に恐ろしいことです。

1つの画像では見えなかったものが他の画像と照らし合わせたり、他の機器を使用して確認したりすることで、見えてくる病気があるということは、早期発見に繋がればとても良い反面、見落とされた場合の危険も理解しておく必要があります。

些細な事に気づき、正確な診断へと導く唯織のような医者が増えることを願います。

今回(2話)のポイント

  • 放射線科医にならないかと大森院長に勧められるも断る唯織
  • 成長痛だと思われた健太郎は、骨肉腫でガンの遺伝家系だった
  • 杏の兄は20年前に犬を助けようとして事故で亡くなり、杏は犬も過去も嫌いになった
  • 小野寺の息子は父の事を嫌いだったが、父の仕事ぶりを見て見直した

次回(3話)の見どころ

  • 超音波検査の必要なたまきの友人とは?
  • たまきの友人と、たまきの2人とも超音波検査をしていたのは何故か?
  • 誰が乳がんなのか?

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