はじめに
ホストクラブで働くホストたちは、常に輝いて見えますが、実際にはどのように感じていることが多いのでしょうか?
今回は、元ホストの実体験や、一緒に働いていたホストたちのエピソードをもとに、「ホストの本音」と「ホストは最低」と言われる理由について、解説していきます。
お金を使ってくれる子は財布に見える
ホストは、接客業のひとつで、当然ながら商売であり、稼ぐ手段でもあります。
売り上げがそのまま評価に直結するホストは、自分にお金を使ってくれることで、特別な感情を抱きやすい傾向にあります。
ただ、当たり前に毎回お金を使ってあげているとそれに慣れてしまい、感謝の気持ちが薄れてしまうこともあります。
金の切れ目は、縁の切れ目と言ったことわざがあるように、お金と人間関係は、お互いのためにもバランスが重要です。
ホストからしてみれば、どんなに可愛いと最初思っていても、お金を使わせてしまえば恋愛対象から外れます。
人前で怒る女性は苦手
人間とは誰しもが、和やかにいたいもので、誰もが争いたいとは思っていません。
普段、可愛い顔を見せてくれる女の子でも、場所を気にせず怒りに身を任せ、鬼のような形相を見せられてしまうと、その後の人間関係を考えてしまうものです。
特に、人前や、お店の中で、周りに迷惑をかけていることを気にもとめず、怒鳴り散らすような女の子は、ホストにとっても面倒ごと以外の何物でもありません。
もちろん、人間なので感情があるので、怒ることもあると思いますが、本当に感情を出すのは二人きりのときだけのほうが良いかもしれません。
泣く女の子は扱いに困る
女の涙に男は弱いものですが、ただ泣かれて話し合いに応じないとホストとしては困ってしまうものです。
放っておけばいいのか、慰めたほうがいいのかなどその女の子にしか分かりません。
しかしホストであるなら当然、こんな場面には良く直面します。
何回も繰り返し女の涙をかいくぐり慣れていきましょう。
ホストにくる女の子は、恋愛対象外
ホストクラブで、働いていると男女ともに様々な人間と接します。
さらには、お金とお酒が絡んだ関係であることが多いため、その人の嫌な部分などを目にする機会が自然と多くなります。
多くのホストからすれば、どんなに最初いい子であっても、どんなに可愛い見た目をしていても、ホストクラブにハマっている時点で、何かしらの欠点があるので、まずお金の関係以外で好きになることはありません。
ですので、「私が本命彼女」などと、女の子が言っていても、お店に足を踏み入れた時点で、ホストをやっている時だけの関係です。
結婚したいなどど言っている女の子は、正直、邪魔以外の何物でもないので注意しましょう。
「ホストは最低」と言われる理由
ホストが最低と言われる理由としてあげられる最大のものは、お客様の確保が難しいというものが一番です。
クリーンな営業方法をしても女の子からの指名が取れないため、結果として手段を選ばず、お金を稼ぐので、最低という認識になります。
例えば、キャバクラとホストクラブの2つを比べてみても、お客様の数が大きく異なります。
キャバクラには、接待を中心に様々なお客様が行きますが、ホストクラブには特定の女の子たちが色んなホストクラブを回って遊んでいます。
そのため、ホスト市場のお客様の数が圧倒的に少ないのです。
市場のお客様の数が少ないということは、自然と競争率も上がって、お客様の取り合いが始まります。
周りに負けないためにも手段を選んでいられません。
ホストで生き残り、勝ち続けるためには善良な気持ちを捨てないといけません。
性格のいいホストはお金を稼ぐことが非常に難しいです。
常識的に考えて、女の子に何百万と使わせる事に対して普通の人なら、罪悪感に押しつぶされてしまいます。
性格の良いホストは、良心が働いてしまうので、お金を稼具ことは難しいですが、その気持ちを無くしたとき、つまりサイコパスになった時は、お金を稼ぐことが出来ます。
善良な気持ちを取るか、お金を取るか。お金を取った人が売れっ子ホストになれます。
性格の良いホストに見えても、売れっ子ホストということは、お金の為に心を捨てているということです。
また、ホストに来る9割の女の子は精神的に病んでいることが多いです。
もし性格が良かったらそんな空間から離れているはずですし、売れている訳がありません。
それゆえに、「ホストは最低」というイメージが定着しました。
まとめ
ホストという職業は、一見華やかに見えますが、その裏で人の見たくない部分まで見えてしまう世界です。
そのため、性格が歪んでしまうことがありますが、元々は、いい人たちの集まりです。
しかし、やはりトップ層を目指すとなると、何かを犠牲にしなければいけず、その大半が、心を鬼にして接しているうちに、良心が欠落してしまうことが多いようです。