ルーレット族といえば、猛スピードで、環状線をはじめとする首都高を走り抜けるイメージがあると思いますが、そんなにスピードを出して事故は起きないのか?事故を起こした車の車種は?外国車と国産車はどちらが多く愛用されているの?
などの疑問をを徹底解説していきます。
目次
ルーレット族が起こした事故
周回のタイムを競うのが目的のルーレット族。
そのため、数多くの事故を起こしています。
今回は、そんな事故の中で、すでに今年起きてしまった、有名な事故を2つ紹介していきます。
1.首都高大学生ルーレット族死亡事故(2022/01/05発生)
引用元:日テレNEWSより。
この事故は、2022年1月5日の午前5時前に起きた事故です。
警視庁高速隊は5日、男子大学生(20)が運転するスポーツカーに衝突した大学生の夏目智弘容疑者(22)を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で逮捕した。
男子大学生が死亡し、容疑を過失運転致死傷に切り替えて調べている。
警視庁担当記者の解説。
引用元:文春オンライン 運転席がもげるほど大破…“首都高バトル”で20歳大学生死亡 “ルーレット族”が復活した理由より。
ルーレット族の乗用車が中央分離帯に衝突しスピンし、後続の車両が突っ込んでしまうなどして、計4台を含む事故が発生しました。
この事故で、当時ルーレット族と見られる大学生の20歳男性が死亡してしまい、警察側も、ルーレット族の取り締まり強化を決した事で、注目を集めました。
2.首都高速で車炎上事故(2022/01/18)
引用元:ANN NEWSより。
この事故は、2022年1月18日の午前3時ごろに起きた事故です。
警視庁の調べによると、車は右カーブを曲がり切れず、壁に衝突。
スピンをしながら、中央分離帯などに複数回ぶつかり炎上しました。
運転していた20代の男性は、自力で脱出するも、複数箇所を骨折。
警察の取り調べによると、「首都高速を2周くらい回ったときに事故を起こした」と供述しています。
この事故に、巻き込まれた車両はありませんでした。
事故を起こした車種は?
では、先ほど紹介した2つの事故は、どの様な車種が事故を起こしたのでしょうか?
1台ずつ特徴を踏まえ紹介していきます。
2022/01/05首都高ルーレット族死亡事故の車種
被害者 ホンダ「アコード ユーロR」
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パワートレイン | |
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エンジン | K29A型:直4 DOHC i-VTEC 2.0L |
最高出力 | 220PS/8,000rpm |
最大トルク | 21.0kgf·m/6,000rpm |
変速機 | 6速MT |
被害者が運転していたアコードは、後部に大型のリアウイングを装備し、車体の色は紫です。
容疑者 BMW「M3」
パワートレイン | |
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エンジン | 4.0L BMW S65B40A V8 |
最高出力 | 420PS/8,300rpm |
最大トルク | 40.79kgf·m/3,900rpm |
変速機 | 7速AT、6速MT、7速 DCT |
車体の色は画像と同じ、白です。
2022/01/18首都高速で車炎上の事故の車種
事故を起こしてしまった車種は、次の2つではないかと予測されています。
1.トヨタ「86」
パワートレイン | |
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エンジン | FA20型: 1,998cc 水平対向4気筒 直噴DOHC |
最高出力 | 6MT車: 147kW(200PS)/7,000rpm (2012年2月 – 2016年7月) 152kW(207PS)/7,000rpm (2016年7月 – ) 6AT車: 147kW(200PS)/7,000rpm (2012年2月 – ) |
最大トルク | 6MT車: 205N・m(20.9kgf・m)/ 6,400-6,600rpm (2012年2月 – 2016年7月) 212N・m(21.6kgf・m)/ 6,400-6,800rpm (2016年7月 – ) 6AT車: 205N・m(20.9kgf・m)/ 6,400-6,600rpm (2012年2月-) |
変速機 | 6速MT 6速AT(6-Speed SPDS) |
2.スバル「BZR」
パワートレイン | |
---|---|
エンジン | FA20型: 1,998cc 水平対向4気筒 直噴DOHC |
最高出力 | 6MT車: 147kW (200PS)/7,000rpm (2012年2月-2016年7月) 152kW (207PS)/7,000rpm (2016年7月-) 6AT車: 147kW (200PS)/7,000rpm (2012年2月-) |
最大トルク | 6MT車: 205N・m (20.9kgf・m)/ 6,400-6,600rpm (2012年2月-2016年7月) 212N・m (21.6kgf・m)/ 6,400-6,800rpm (2016年7月-) 6AT車: 205N・m (20.9kgf・m)/ 6,400-6,600rpm (2012年2月-) |
変速機 | 6速MT 6速AT(E-6AT マニュアルモード付) |
ルーレット族は国産車と外国車どちらが多いの?
ルーレット族の中でよく見かけるのは、RX-7、シビック、S2000、トヨタ86、マツダロードスターをはじめとした国産車。
スープラ、GT-R、コルベット、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなどの外国車。
といった様に、様々な種類の車種がある中で、国産車と外国車どちらが人気なのか?気になりますよね?
どちらが人気なのかを調べていくと、なんと外国車の方が人気が高い事がわかりました。
人気の理由としては、国産車は、購入時の純正のままだと180km/h以上出せないので、リミッターを解除する必要がありお金と時間がかかってしまいます。
それに比べ、フェラーリやランボルギーニをはじめとした外国車は、純正のままでも180km/h以上のスピードが出せるためコストの削減につながります。
また、国産車は改造をして乗る事が多いため、取り締まりの対象になりやすいが、外国車の場合、改造をせずに純正でも走行を楽しめるため、取り締まりの対象になりずらいというメリットもあります。
これらの理由から、国産車よりも外国車の方が人気があり、ルーレット族の中で、外国車を愛用している人が多い傾向にあります。
まとめ
今回は、ルーレット族が起こしてしまった事故や、その車種について解説してきましたが、ルーレット族でなくても事故はみに身近に存在するものです。
なので、常に細心の注意をしてして、カーライフを楽しんでください!