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成人式が毎年荒れる理由は地域性か?迷惑行為をやめさせるにはどうすればいいのか

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荒れる成人式が毎年のように報道されていますが、そもそも成人式がこれほどまでに荒れてしまう原因は何なのでしょうか。

毎年恒例!?荒れる成人式年代別まとめ【2020年も荒れてしまうのか】成人式は今まで子供とされていた人たちが、大人への階段を登り始める一生に一度のイベントです。 そんな成人式ですが、近年では各地で『荒...

成人の意味を分かっていない

新成人になったということは、20歳を過ぎていますのでお酒を飲めるようになります。タバコも堂々と吸えます。

その代わりというわけではありませんが、成人になるということ、それは社会に対する責任を持つという意味でもあります。

犯罪を犯せば実名が出ますし、結果として家族や親戚にまで迷惑をかけることにもなります。

そういったことを何も分かっていないため、ただ単に『20歳になった=大人になった』という考えしかできない若者が増えているのかもしれません。

成人としての自覚がきちんとあれば、公共の場・公共の式典において、場を乱したり式を混乱させるようなことはしないはず。

自分の行動がどういう結果を生み出すのか』ということについての理解が足りないとも言えます。

地域性

地域の雰囲気・環境は、育っていくうえで無視できるものではありません。

その地域の常識というものが、小さい頃からすり込まれていくわけですから、荒れている地域に住んでいる人はその状況が当たり前に思えているのかもしれません。

地域によっては上下の人間関係や価値観なども強く反映されてます。

先輩がやっていたから、自分も後輩に見栄を張りたい』などの虚栄心的なものや、『周りより目立ちたい、自分たちは周りとは違った個性を持っている』などの意識が植え付けられている可能性もあるでしょう。

気持ちが浮ついている

成人式は一生に一度のイベントであり、服装も『袴』や『振袖』など煌びやかなものを纏い、地元から離れて暮らしている友人たちと久しぶりに再会するため、気持ちが浮ついてしまうことは多いにあります。

そこで集まった仲間たちとテンションが上がってしまい、派手な行動を取ってしまうのでしょうか。

久しぶりに会った友人たちに自分を大きく見せたい、その結果自分をコントロールできなくなり、喧嘩をしたり暴力を振るう、暴言を吐くなどの残念な行為をしてしまう人もいるかもしれません。

日本人だから

日本人はお祝い事が好きな人種と言われています。

特に若い人たちはサプライズなどをすることも多く、誕生日や記念日など大切な日には、はしゃぎがちになってしまう傾向があります。

束縛からの解放

今までは『未成年』というものに『守られていた』のと同時に、『縛られていた』という感覚を持っている人も少なくないと思います。

成人したことで今まで縛られたものから解放されて、自分というものがひとつ大人になったように感じ、その嬉しさから荒れてしまうという人もいるかもしれません。

テレビ・ニュースの影響

テレビやニュースで荒れる成人式の様子を過剰に放送してしまうせいもあるかもしれません。

次に成人式を控えている若い人たちは、テレビに映って騒いでいる人たちの様子を面白いと感じたり、かっこいいと思ってしまい「自分たちのときにもやりたい」という間違った感情を抱いてしまう可能性があります。

ニュースで取り上げて辞めるよう促すのも大切なことですが、逆にそれを見て触発される人たちも少なからずいるということをマスコミは知っておくべきです。

反骨精神のアピール

マスコミが成人式会場付近にインタビューに行くことで、社会への反骨精神や自己アピールを派手に行うという目的もあるかもしれません。

そういう場合にはメディアが相手にしなければ解決するでしょう。

うっぷんを晴らす場所がない

普段抑圧された生活をしている人ほど、大きな舞台で目立とうとしているのかもしれません。

学校と家庭だけの狭い世界で、似たような人間ばかりと付き合っていると、自分を解放することができずストレスが溜まってしまい、成人式というイベントに便乗して発散した気になっている可能性もあります。

田舎は娯楽が無い

都会に比べて、郊外の町の新成人(若者)は娯楽がないために、不良行為に走ってしまう傾向が少なからずあります。

実際、東京の都心部などでは荒れた成人式は特に見かけません。

核家族の影響

最近は1世帯での核家族子育てが多く、近所付き合いが浅くなっていたり、他者との繋がりがドライになってきているのも原因の一つかもしれません。

昔は近所に住んでる人やその地域全体で子育てをしていたり、作ったご飯や野菜をお裾分けしたりなど、赤ちゃんからおじいさんおばあさん達まで、今と比べると周囲の人達とよく関わっていました。

礼儀や作法も、家以外の近所や通りすがりの人でも注意してあげれるような環境になれば、荒れることもなくなるかもしれません。

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