イカゲーム6話『カンブ』では、子供の頃に住んでいた人が多かった路地裏を再現した舞台で、ビー玉を賭けたゲームをすることになります。
ペアを組んだ相手とゲームを行い、負けたほうは脱落(死)という、非常に残酷なものでした。
6話は、残虐な場面が多いイカゲームのなかでも、感動して泣けると話題になっています。
イカゲーム話題だし、何となく見てたけど、こんなに泣けるとは思わなかった。
女の子2人がとっても可愛いんだ。— あるき* (@aruki_com) October 16, 2021
イカゲームやばいクソ泣ける
— おかじー (@okasan310) October 16, 2021
#イカゲーム 6話
やだ😭泣ける😭😭😭 pic.twitter.com/zLrjmLZUSj— ルゥ☆ラナ【パンチ〜余命6ヶ月の奇跡・イカゲーム・人間失格視聴中】 (@7LsQVuJuWPyDiUg) October 16, 2021
イカゲーム泣ける
あのドラマだけでご飯10杯たべれる— 澪央㌨(白鷺)@準フォロバbot (@reo_mwmw) October 18, 2021
イカゲーム、面白かったー!!
アリ、良い人過ぎるし、カンブでのセビョクとジヨン泣ける😭
— りょうが (@id_xj7) October 15, 2021
目次
イカゲーム6話の泣けるシーン:セビョクとジヨンの友情
イカゲーム6話で一番泣けるシーンは、セビョクとジヨンの友情が生まれた瞬間ではないでしょうか。
始めは仲が悪かった2人
4話の綱引きゲームでは、セビョクがジヨンをチームメンバーに誘いましたが、6話では逆にジヨンがセビョクをペアに誘いました。
セビョクとジヨンは、始めはお互いに気を許していませんでした。
北朝鮮から脱北したセビョクは、ビー玉遊びのやり方を知らなかったため、ジヨンにゲームのやり方を教えてもらおうとします。
しかし、ジヨンもビー玉遊びについてそれほど詳しく知っていなかったため、勝負の方法はあとで決めるとして、『1発勝負にしよう』とセビョクに提案します。
セビョクはこのときまだジヨンのことを信用していていません。
いっぽうジヨンは落ち着いた口調で、ゲームの内容を知りたがるゼビョクに対し「そんなに殺したい?」と茶化してきます。
ゲームの終了時間ギリギリまでお互いの過去について話り合うことに
一発勝負にするなら、『ゲーム時間ギリギリまでもつれこんでも問題ない』と考えたジヨンは、今まで誰にも言えなかった話を、お互いに言い合おうと提案します。
「どうせ一方は死ぬのだから、何を聞かせても恥ずかしくはないでしょ?」
というジヨンの提案を、セビョクは飲み込みます。
2人はゲーム終了時間ギリギリまで、お互いのことについてしゃべり始めました。
セビョクの過去
セビョクは、脱北した理由や家族構成などについて話をしました。
- 父は銃に撃たれて川に流されたこと
- 母親は公安に捕まって北朝鮮に戻されたこと
- 弟は韓国の施設にいること
お金が手に入ったら、弟と住む家を買い、母を北朝鮮から連れ戻したいと語ります。
そしていつかテレビで見たことがある『済州島(チェジュ島)』に行ってみたいという願望を、ジヨンに打ち明けるのでした。
それを聞いたジヨンは、
「済州島なんてスケールが小さい。ハワイやモルディブくらいにしなよ。モヒートも飲んでね。」
とセビョクに言うと、
「モヒートってなに?」
とセビョクは聞き返します。
ジヨンは、イ・ビョンホンが映画で言っていた『モヒートでモルディブでも一杯』というセリフにかけていましたが、セビョクには通じませんでした。
ちなみに、フロントマンの素顔がイ・ビョンホンであったことから、ここの会話はのちの伏線だったことが分かります。
イ・ビョンホンのモヒートでモルディブでも一杯の映画ってなに?
セビョクと同じく、イ・ビョンホンのモヒートでモルディブでも一杯の映画ってなに?と思った人もいるかもしれませんが、これは2015年に公開された『インサイダーズ/内部者たち』のことです。
『インサイダーズ/内部者たち』は、R指定(青少年観覧不可)映画で、韓国歴代No.1ヒット作になった作品です。
陰謀渦巻く韓国政財界を舞台に、政界を揺るがす裏金事件を巡り、欲望に取り憑かれた3人の男たちの思惑が交錯し、激しい駆け引きが展開されていくサスペンス・アクションです。
現在はAmazonPrimeVideoかU-NEXTで見ることができます。
どちらも無料視聴期間がありますので、興味がある人は是非一度見てみて下さい。
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ジヨンの過去
ジヨンの母は、牧師だった父に殺されました。
そして日常的に母に対して暴力を振るっていた父は、ジヨンにも性的虐待をしていたのです。
母が殺されたあと、ジヨンは自らの手で父を包丁で刺し、父を殺したことを告白します。
刑務所から出てすぐにこのゲームに参加したため、自分にはこのゲームをクリアしたあとにやりたいことが特にない、ということをセビョクに打ち明けました。
ジヨンにはゲームをクリアする理由がなかった
ジヨンはセビョクと話をしたのがとても楽しかったようで、「ここを出たら一緒に豪遊しよう!」と言いますが、このゲームの勝者は自分かセビョクのどちらか一方であることを思い出します。
そしてついにゲーム終了の時間が迫ってきたため、一発勝負をすることになったのですが、なんとジヨンは勝負を放棄し、セビョクに勝ちを譲りました。
突然のジヨンの行動に納得がいかないセビョクは、「私が感謝するとでも?」とジヨンに問い詰めます。
しかしジヨンは、「かっこよく負けさせて」とセビョクにお願いをします。
ジヨンにはこのゲームに勝たなければならない理由が見当たらないのです。
セビョクのように家族と暮らしたい夢や、済州島に行きたい目標もありません。
それなら自分ではなく、代わりにセビョクに生きてここから脱出して欲しい。ジヨンはそう考えました。
セビョクの涙…ジヨンの最期の言葉は『ありがとう』
ジヨンが最期にセビョクに伝えたのは感謝でした。
ゲームのペアになってくれたこと、お互いの過去について話し合えたことが、ジヨンにとっては何よりも嬉しかったのでしょう。
その言葉を最期に、ジヨンは脱落(死亡)しました。
6話のカンブは感動するシーンがあるいっぽうで、アリがかわいそう…という声も非常に多いです。
>>イカゲームのアリがかわいそうすぎる…真面目で良い人なのに死亡