2001年公開のスタジオジブリ映画「千と千尋の神隠し」が21年の時を超えて、舞台化することになりました!
千と千尋の神隠しとはスタジオジブリを代表する映画であり、多くの世代に愛される映画となっています。
今まで、舞台化したスタジオジブリ作品は一切なく、初めての試みとなります。
2022年3月現在、東京帝国劇場で開園されており、その後は大阪、福岡での講演が予定されています。
監督は「レ・ミゼラブル」を手がけたジョン・ケアードさんが務めています。
さて、今回は千と千尋の神隠しの舞台について深掘りしていきたいと思います。
目次
千と千尋の神隠しについて
千と千尋の神隠しはどのような映画なのか
2001年に公開された「千と千尋の神隠し」。
この映画は、10歳の少女「千尋」が不思議な世界に迷い込んでしまうファンタジー映画となっています。
10歳の千尋は家族で引っ越し先の家に向かう途中で、森の中で不思議なトンネルを超えた無人の街に出てしまいます。
そこで、千尋の両親は出されている料理を食べてしまいます。
千尋が街を散策していると、一人の少年が「ここに来てはいけない」と千尋に言う。
両親を連れて帰ろうとする千尋は、ブタの姿になった両親をみてしまう。
出されていた料理は神さまたちに出す料理であり、それを食べてしまった両親はブタにされてしまったのだ。
この世界で働かないものは動物にされてしまうので、神さまたちの集う湯屋の支配人の魔女、湯婆婆に仕事をさせてくれて頼みに行きます。
千尋の決死の願いで働くことを許されますが、その代わりに名前を奪われ「千」という名前で生きていくことになります。
千尋は両親と名前を元に戻し、人間の世界に帰ることはできるのか。
成長していく千尋の姿を描いた映画となっています。
映画の声優
スタジオジブリ作品にはたくさんの有名人が起用されています。
スタジオジブリでは本物の声優を使わないのが主流となっています。
それでは、映画での役と声の担当を見ていきましょう。
- 千尋/柊瑠美
- ハク/入野自由
- 千尋の父/内藤剛志
- 千尋の母/沢口靖子
- 湯婆婆/夏木マリ
- 坊/神木隆之介
- カマ爺/菅原文太
- 青蛙/我修院達也
このようになっています。
坊は当時8歳である神木隆之介くんが演じており、今の姿からは想像できない演技をしています。
舞台でのキャストは!?
千と千尋の神隠しの舞台化が発表されたとき、期待されたのは演じるキャストです。
誰が千尋を演じるのか、誰が湯婆婆を演じるのか、誰がカマ爺を演じるのか。
千と千尋の神隠しのキャラクターはほとんどが濃いキャラクターをしているため、期待が高まりました。
それでは千と千尋の神隠しの舞台のキャストを見ていきましょう。
- 千尋/橋本環奈・上白石萌音
- ハク/醍醐虎汰朗・三浦宏規
- カオナシ/菅原小春・辻本知彦
- カマ爺/田口トモロヲ・橋本さとし
- 湯婆婆・銭婆/夏木マリ・朴璐美
- 青蛙/おばたのお兄さん
まさかまさかの千尋役は橋本環奈さんと上白石萌音さんのWキャスト!
これは想像もしてないキャスティングでした。
さらに湯婆婆は映画でも声優を務めた夏木マリさん。
本物の湯婆婆を見ることができます。
一番の驚きはカオナシ役の片一方の役が菅原小春さんだということです。
菅原小春さんは世界的なダンサーで、スティービーワンダーのバックダンサーを務めたり、紅白歌合戦にも出場した米津玄師さんのパプリカの振り付けを担当した大物ダンサーです。
この方がどのような演技をするのかは大きな見所の一つでもあります。
千と千尋の神隠しの舞台の評価はどう?ひどいって本当?
評価はどう?ひどい?
アニメーションが舞台化や実写映画化する時には、講評なものもありますが、いくつか批判的なものも見受けられます。
それはどんなものにもいろんな評価があるので、避けては通れないでしょう。
では千と千尋の神隠しの舞台化の評価はどんなものでしょうか。
私の調べた限りだと、あまり批判的な評価の記事やツイートは見られませんでした!
評価的にもかなりよい舞台になっているのではないかと思います。
SNSの声
橋本環奈 主演舞台「千と千尋の神隠し」鑑賞。舞台は今日も幸せにあふれてたわー。2階最前列で見晴らし最高と思ってたら、隣の男性が環奈ヲタで、上演時間の半分位双眼鏡で覗いてて、上げおろしの動作回数が多過ぎで、前のめりになったり、イラッとしたわー。グッズ売切れ多数で、ご当地ピンズ完売。 pic.twitter.com/W6EQYHZ9Cw
— えすあいしー (@idolmaster_sic) March 20, 2022
千と千尋舞台観てきた〜〜! 原作そこまで好きだったわけじゃないのになんでかビビるほどほど泣いたな キャストさん全員めちゃくちゃ良かったです……! pic.twitter.com/mxjF8ekDrz
— つかさ (@mori_t11) March 20, 2022
千と千尋マイラスト観劇!釜爺田口さんも回収し、これでハク以外のキャストはコンプリート。
観る前の想像よりずっと良かった…
さすが初演ということで最初は映画に近い、というかそのままだったのにどんどん舞台らしくなっていった。
地方行くとしたら御園座かなー pic.twitter.com/6LhzYPR0mw— ゆーきゃん (@cancan_myu) March 20, 2022
昨日は無事に当日券でご縁を頂けたので舞台「千と千尋の神隠し」からの #アニメトマツネ
アニメーションや配信、展示ではなく、ナカサチさんの衣裳が動いているのを生で拝見できるのはなわだかんだで初めまして
舞台が素晴らしかったので衣裳だけ注視しては観ていないのですが、衣裳最高でした!☺︎ pic.twitter.com/3D0syKTybg— モラトリアム (@EufkWu) March 20, 2022
そういえば先日、「千と千尋の神隠し」の舞台を観てきた。
上白石萌音ちゃん回だったけど、本当に千尋にしか見えなかった。演技力が流石すぎた…!
映画に忠実で、神様とか白竜とか、難しい部分の魅せ方も上手くて終始感動してました!#舞台千尋 #千と千尋の神隠し pic.twitter.com/Qet5FHRVFk— ひなた (@hinata_re) March 20, 2022
私事ですが先日「千と千尋の神隠し」の舞台に行ってきました‼️
私の回の千尋は萌音ちゃんが演じていたのですが、千尋の走り方や表情、声質までもが憑依していて本当に驚きました…🥲
その他キャストさんもとても素晴らしく、映像の中にいる感覚を味わえる舞台でした! pic.twitter.com/14WH6AlxNZ— う か (@krg__mrnn) March 19, 2022
評価の高い理由
アニメーションの舞台化は難しいですが、なぜ千と千尋の神隠しは成功したのでしょうか。
これは高い再現力とキャストのインパクトにあると思います。
評価によると千尋役の二人がかなり高い演技をしているそうです。
橋本環奈さんは持ち前の美貌と小柄な体格で、まさに千尋役にピッタリだといえます。
上白石萌音さんはまさに千尋!といったような風貌であり、高い演技力も持っています。
本当に映画の通りの演技や台詞なので、アニメの映画がそのまま実写化されてような雰囲気なんだそうです。
これが千と千尋の神隠しの舞台が成功したとされる理由でしょう。
まとめ
スタジオジブリで舞台化というのは初の試みでありましたが、評判は良く、とても成功しているように思えます。
舞台化や実写化というのは何かと批判されることが多いですが、愛されるスタジオジブリ作品やキャストの豪華さもあり、成功を収めています。
現在は東京でも講演していますが、今後は最初にあるように大阪と福岡でも講演をします。
さらに今年の11月には愛知県にスタジオジブリのテーマパーク、「ジブリパーク」もできるので、2022年はスタジオジブリにとって飛躍の年となるでしょう。
多くの人から愛されるスタジオジブリに、今後も注目すべきことが満載です!