スケートボードがオリンピック競技にもなり、若者の間ではまたスケボーブームになっている現在ですが、日本人選手の金メダリスト西矢椛選手(ストリート)、四十住さくら選手(パーク)の活躍は記憶に新しいですよね。
コロナ禍ではあったものの、日本中を笑顔にしてくれた明るいニュースだったのではないでしょうか。
10代の若い選手、しかも女の子がコンクリートの地面で転んでは笑顔でスケボーしている姿、他のライバルの選手にもエールを贈りながら本当に楽しそうだったと思います。
そんなスケートボードの世界ランキングを紹介いたします!
スケートボードの種類
オリンピック競技の女子スケートボードではストリートとパークの2種類のスタイルに分かれていて、同じスケートボードでも全く違うものです。
ストリート
手すりや階段など街中にあるような物でスケボーをするイメージ。
パーク
スノーボードで良く見るハーフパイプのような、海外のお庭にありそうな丸いプールの中をスケボーするイメージ。
同じようで全く違う2種類の種目スケートボードの女子世界ランキングを紹介します!
スケボー女子世界ランキング
スケボーはオリンピック以外にも、様々な国でコンテストが開かれて選手達が戦っています。
その年間の成績で世界ランキングが決まるのでオリンピックが全てと思いきやスケボーの選手達は様々な世界大会に出場して成果を出しています。
ストリート1位〜5位
引用元:毎日新聞 (https://mainichi.jp/articles/20210726/k00/00m/050/274000c)
まずはストリートの世界ランキング1位から5位を紹介します。
(2021年6月30日現在)
1位 Pamela Rosa (ブラジル)
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とても勢いがあり、確実にトリックを決めて正確さがとても長けている選手で、4位のLeticia Bufoniと同じブラジルでもあり突如現れた新生Leticia Bufoni!
2位 Rayssa Leal (ブラジル)
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インスタグラムで話題となった子供なのに子供じゃない滑りをしている!と日本でもざわついたスケーター!やはりここまで結果を出しているので本物だったという、これからブラジルの大きな存在と言えると思います。
3位 西村 碧莉 (日本)
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日本から初めて1人で海外の大会に出場し結果を出していた先駆者であり、西村碧莉選手が手すり(スケーター用語ではハンドレール)のトリックを男顔負けに攻めていた事から次世代の女の子もどんどんチャレンジする目標となったので、今日本のストリート女子がレベルが高いのも彼女のお陰でしょう。
4位 Leticia Bufoni (ブラジル)
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日本人のスケーターなら、ほとんど知っている昔から有名な有名スケーター!モデルもしているのでスタイルも抜群で顔も綺麗なので憧れる子や興味を持っているスケーターもいるのでは?!
5位 西矢 椛 (日本)
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みなさんご存知の通り金メダリストの彼女!いつも笑顔でスケボーを楽しんでいる姿はテレビを通して可愛い!と思った人も多いのではないでしょうか?そんな西矢選手、実はオリンピックが初めての1位でした!
以上が1位から5位でした。
ブラジル選手が3人もいる中で5位以内に日本人が2人もいます!
西村碧莉選手はオリンピック中は怪我で8位でしたが、世界大会では表彰台の常連と言っても過言ではない実力者で世界ランキングも3位でした。
西矢椛選手も前回の世界ランキングでは17位でしたが、年々実力を付けて5位まで上がってオリンピックでは金メダルでしたから、これから注目の選手だと思います。
ストリート6位〜10位
続いては世界ランキング女子スケボー(ストリート)6位〜10位を紹介します。
6位 Mariah Duran (アメリカ)
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日本のスケボー女子では人気の高い彼女は、インスタグラムにてコンテストには出さないようなトリックも披露しファッションも個性的でファンが多く西矢選手と同じadidasのライダーでチームメイトです。
7位 Roos Zwetsloot (オランダ)
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彼女はストリートだけでなくパークもカッコよく滑れて、コンテストではトリックが決まれば大逆転のトリックを持ったスケーターです!
8位 Candy Jacobs (オランダ)
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男顔負けのスケーターの玄人好みな滑りをする落ち着いて確実に決めるスケーターで、カーブトリック(boxという箱の形をした物にスケボーでトリックする事)のトリック数が多いスケーター!
9位 Hayley Wilson (オーストラリア)
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冷静で落ち着いた滑りをする彼女は、確実に出来ることをこなすスケーターで、トリックの1つ1つが安定しています。
10位 Virginia Fortes Aguas (ブラジル)
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みんなそうですが、大会に出せるトリックと出せないトリック(成功率の問題)があるのですが、確実に決めて来たらかなり上位を狙える選手であり、強豪のブラジルなのでこれからが楽しみです。
以上が5位から10位のスケーターです。
10位のVirginia Fortes Aguas(ブラジル)選手は世界ランキングで上位なのにも関わらず、他のブラジルの選手が5位以内に3人もいる事からオリンピック選手にはなれなったので、ブラジルは強豪ぞろいの国であった事がわかります。
8位のCandy Jacobs(オランダ)選手は、日本のオリンピック会場まで到着したのにも関わらずPCR検査にて陽性との事で出場出来なった選手なので次回またオリンピックの大舞台で活躍している姿を見せて欲しいところです。
以上が女子スケボー世界ランキング(ストリート)1位から10位です。
次はパークのランキングを紹介します。
パーク1位〜5位
引用元:毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20210805/k00/00m/050/096000c)
世界ランキング女子スケボー(パーク)1位〜5位を紹介します。
(2021年6月30日現在)
1位 岡本 碧優 (日本)
勢いとスピードがとにかくどの選手よりもあって、見ている側も別格な事が一目瞭然なカッコイイ!と思わず声がでてしまうスケーター。
2位 四十住 さくら (日本)
オリンピック金メダリスト!確実に難易度が高いトリックを着実に決める正確さがあり、コンテストの仕組みも理解し自己分析し勝利を勝ち取るスケーター。
3位 Sky Brown (イギリス)
イギリスと日本のハーフで、生まれは宮崎県であり、日本語も少し話せます。
持ち前の愛嬌で周りのスケーターを元気にしてくれるスケーターでありながら実力も持っているので周りを驚かせます。
4位 Poppy Starr Olsen (オーストラリア)
コンテストのパークだけではなく、自由にいろんなスケボーにチャレンジしている彼女はいろんなスケボーに挑戦してどんどんスケボースタイルを自分のものにしていくようなスケーターです。
5位 Lizzie Armanto (フィンランド)
女の子で初めてスラッシャーというスケボー雑誌の表紙に載ったスケーターで、なんと既婚者!VANSから彼女モデルのスケボー専用シューズ(スケシュー)が発売されています。
以上が1位から5位でした。
ここでも日本人選手が2人もランクイン!しかも1位と2位!四十住(よそずみ)さくら選手はさすが金メダリストだけあって世界ランキングも堂々2位と好成績です。
なんと世界ランキング1位が岡本碧優(みすぐ)選手!滑りは素人が見ても勢いとスピードだけで流石だなと思った人も多かったと思いますが、オリンピックでは最後のミスによって結果4位と悔し涙を流している姿がありましたが、他国の選手たちも一緒に励ましている姿がありました。
仲間意識の強いスケートボード、ますます気になってきたと思います!次は6位から10位の紹介です。
パーク6位〜10位
続いては世界ランキング女子スケボー(パーク)6位から10位を紹介します。
6位 開 心那 (日本)
オリンピック2位の選手!!12歳11ヶ月でメダルを獲得した事で日本選手史上最年少でのメダリストとなったスケーター!
7位 中村 貴咲 (日本)
日本のパークスタイルでは西村選手と同様に先駆者の1人で、金メダリストの四十住選手が憧れて一緒に滑っていたくらい先陣を切って頑張っていたスケーター。
8位 Bryce Wettstein (アメリカ)
彼女はファッションがカラフルで、スケボーと一緒にファッションも楽しんでいるスケーターで、見ている人を楽しませる滑りでサーフィンもこなします。
9位 Dora Varella (ブラジル)
夏はタンクトップがトレードマークの彼女は確実で正確に丁寧に自分のスケートをこなしていく、順位も大切かもしれないが自分が気持ち良く滑れたら良かった!と喜ぶ姿が微笑ましいスケーターです。
10位 手塚 まみ (日本)
最近自身のパート動画(トリック集)を公開し話題を集めたスケーターで、スケーターにとってパート動画を完成させるのは夢なので憧れているスケーターは多いでしょう。
以上が6位から10位でした。
なんと日本人選手がここでも3人もランクイン!!6位の開心那(ひらき ここな)選手はオリンピック2位を勝ち取った選手ですので流石の上位ですし、オリンピック選手に選ばれたのは上位3人だった為、 7位の中村貴咲(きさ)選手と10位の手塚まみ選手は選手には選ばれなかったものの、世界ランキングとしては素晴らしい結果を残した結果の順位ですのでこれから目が離せません!!
世界ランキング10位〜注目の日本人選手
世界ランキング1位〜10位まで紹介しましたが、まだまだ日本人選手には素晴らしいスケーターがいますので紹介します。
ストリート11位 中山 楓奈(ふうな)
オリンピックでは2位でした!!トリックがとにかく高いので、女の子と思えないほどです。
オリンピックの映像はこちら
ストリート15位 織田 夢海(ゆめか)
オリンピック選手枠ギリギリ入れませんでしたが男顔負けのトリックを持っている女の子なので、次のオリンピックではもしかすると?!と注目の選手です。
ストリート18位 赤間 凛音(あかま りず)
成功率(スケーター用語でメイク率)が高くレールでのトリックの技数がとても多く、これからどんどん成績を挙げていくに間違いない選手で注目です!
パーク15位 小川 希花(きはな)
日本人選手の中ではお姉さんの彼女ですが、長年のスケボーで磨き上げられた安定感と安心感があるので確実に結果を残して上位にいます!パークの上位に日本人選手は多いのですが彼女を応援する人は大会でも多く見られますのでファンも多いと思いますし、今後が楽しみな選手です。
まとめ
世界ランキング女子スケボーを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?日本人選手も多く世界ランキングに入っているので日本はスケートボードがとても強いことがわかりましたね。
各国いろんなところでスケボーの大会があり、オリンピックが種目になる前から頑張ってきた成績です。
自分に合っている会場ももちろんあるだろうし、同じような会場に見えても得意なトリックが出しずらかったり、毎回初めての会場で自分の滑りをどう見せるか考えながら対応力も試されているスケボーのコンテストは、毎度いろんなドラマがあります。
今回オリンピック種目にもなり、いろんなメディアからも取り上げられているので今後もっと盛り上がること間違いなし!